群馬県を空から守る!

町田です。

九州地方の大雨による被害が続いていて、ニュースなどで情報が入るたびにこころが痛む毎日です。各関係機関の必死の活動が続いていると思いますが、自らの身の安全も十分に気をつけてください。1日でも早い天候回復を願うばかりです。


昨日は群馬ヘリポートを運営する日本空港コンサルタンツの主催による、『群馬ヘリポート安全連絡協議会』が開催されました。いつも大変お世話になっている群馬ヘリポートの方々をはじめ、群馬県警察航空隊、群馬県防災航空隊、群馬県ドクターヘリのスタッフ、東邦航空(防災ヘリ担当)、朝日航洋(ドクターヘリ担当)、群馬自動車燃料販売など関係各機関、そして今年は赤十字飛行隊の皆様が参加し、例年にも増して盛況な会となりました。
群馬県は一つの事案にドクターヘリ、防災ヘリ、そして県警ヘリが合同で活動したり、災害時には赤十字飛行隊の方々のヘリが活躍したり、空から一般市民の皆さんを守る活動が盛んです。そしてその安全な運航は群馬ヘリポートのみなさんのサポートによって支えられています。
一度にこのような多くの機関が集まり、より顔の見える関係になれることは本当に素晴らしことです。
群馬県防災航空隊隊長、群馬県警察航空隊隊長とともに・・・
医師になった10数年前には、このような方々と普段から
一緒に仕事をするようになるとは想像がつきませんでした。

会の前日に防災ヘリとの合同活動があったばかりで、会の終わりに 「またいつでもお互い助け合って合同に活動しましょう!」と声をかけあいましたが、さっそく翌日に防災ヘリとの合同活動がありました。

今日は群馬県で今年一番の暑さを記録しましたが、それが影響した多数傷病者事案があり、ドクターヘリはフライトドクター2名を追加派遣して4往復、防災ヘリはフライトナースを乗せて2往復でそれぞれ複数の傷病者を搬送しました。また他の傷病者も現場で処置を行ったとのちに救急車で病院に搬送となりました。
【左上】現地災害対策本部をしっかりと設置。
【右上】ファーストドクターは現場で指揮を担当(CACS+T)。
【左下】追加派遣のドクター2名は診療、搬送担当(TT)。
【右下】防災ヘリ、ドクターヘリの合同活動。
もう群馬では当たり前となっている防災ヘリとのコラボ・・・この1ヶ月ですでに4回目になります。
また防災ヘリとドクターヘリで行っていた合同勉強会に、いまは県警ヘリも参加していただけるようになりました。

これからも群馬県の3つのヘリのスムーズな連携がより磨かれるように頑張っていこうと思います。

コメント

  1. それぞれの仕事(所属)は異なっても,最終的な目的はひとつ!!
    おたがいにフォローし合いながら活動することはすばらしいですね。
    これも日頃の【顔の見える関係づくり】がうまく進んでいるからでしょうね。。。

    これからも私たち一般市民のために頑張ってください。

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  2. スタッフの皆様へ
    ドクターヘリを見かけると、とても安心して過ごせます。自宅の側や会社の側でもドクターヘリが着陸するのを見かけた時は、すごく守られてるなぁという気持がしました。
    大変なお仕事だとは思いますが、これからもよろしくお願いします。

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  3. itakuraさん、いつもコメントありがとうございます。
    医療関係だけではなく、様々な分野の方々と顔の見える関係を作ることが大切だと思っています。
    ある時は、『すべては子供たちの未来のため!』で活動します!

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  4. 匿名さん、勇気をいただけるコメントを本当にありがとうございます。
    近所に着陸の際は騒音などでいろいろご迷惑かけることがあると思いますが、安全第一、そしてすべては傷病者のために活動していますので、これからも応援のほどよろしくお願いいたします。

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