『Advanced MIMMS 大阪コース』に参加しました。

町田です。

昨日当院で『MCLS標準コース』が開催されました。このコースについては某新聞社にも取り上げていただき、災害医療に対する取り組みがますます注目されています。
*MCLSとはMass Casuality Life Supportの略で、消防職員・警察職員などが、災害現場で実施するべき医療について理解を深めることを目的としたコースです。
当院で開催されたMCLSコースについては後日報告する予定です。


6月22~24日に国立病院機構大阪医療センターで開催されたAdvanced MIMMSコースに、高橋先生と僕で参加しました。(高橋先生はインストラクターとして、僕は受講生としての参加です。)
MIMMSとはMajor Incident Medical Management and Supportの略で、イギリスにおける大事故災害時の医療支援システムです。このMIMMSの原則は日本をはじめ各国の災害医療における準備と対応の基準になっています。

北海道から沖縄まで全国から24名の受講生が集まりました。医師、看護師、薬剤師、検査技師、消防隊員、ボランティアスタッフ、自治体関係者など多職種のメンバーが入り混じって、災害時のMedical ManagementとMedical Supportについて3日間みっちりとdisucussionが続きました。
今回は受講生としての参加のためあまり詳しいコースの画像はありませんが(真面目に受講していましたので)、今回のコースで学んだことは病院や地域の災害対応や防災計画に反映していかなければならないと感じました。

災害対応の合言葉、『CSCATTT』を何度も何度も繰り返しました!
・C:Command
・S:Safety
・C:Communications
・A:Assesment
まずはMedical Management(指揮命令系統、安全、情報伝達、評価)をきちんと確立です。
・T:Triage
・T:Treatment
・T:Transport
CSCAが確立してから、つづいてMedical Support(トリアージ、治療、搬送)を行います。

在大阪英国総領事サイモン・フィッシャー氏の挨拶を
いただきました。懇親会にも参加していただきました。
実際に大阪の町中をチームで歩いて、大事故
災害時の災害計画の立案を行いました。
メディア対応・・・これも重要な任務です。
全国から集まった受講生と、とてもお世話になった
インストラクターの皆さんで集合写真です。


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