2011年度の終わりに・・・

町田です。

朝通勤すると、ちょうどヘリは嵐が来る前に群馬ヘリポートに向けて退避を始めていました。

日中はICUにいても外の嵐がわかるくらいの暴風でしたが、夕方帰るときは夕焼けがきれいに西の空を染めていました。



2011年度も今日で終わりです。

2011年度の始まりは東日本大震災の救護活動にまだまだスタッフをつぎ込んでいた時期でした。しかし高度救命救急センターとしての役割も果たすために、院内業務も必死に行っていた記憶があります。そのような忙しい状況の中で、新たな仲間となってくれた藤塚先生、小倉先生、原澤先生が、4月からすでにスタッフの重要なメンバーとしてフル活躍してくれました。そして都内の病院から内海先生、加藤先生もローテーションで半年ずつ研修に来ていただき、最終的にはDAMセットという大きなお土産を残していってくれました。

これから2011年度の実績をまとめますが、2011年度も前年度以上に多くの患者さんにERでの対応やICUでの集中治療管理を行い、またドクターヘリの出動数も600件を超えました。災害救護活動もDMAT、日赤救護班ともに福島原発関連も含めて7月まで続けられました(さらに今年2月にも南相馬市に日赤救護班を派遣しました)。群馬県基幹災害医療センターとして、高度救命救急センターとして、様々な難題にぶつかりながらも毎日必死に頑張ってきた1年であった印象があります。

仲村先生、畠山先生、岡森先生が群馬に残してくれた業績を大切にし、明日から菊谷先生、小林先生、矢野先生、そしてローテーションで来られる済川先生を新たに迎えて、2012年度もますますパワーアップして頑張っていこうと思います。
どうぞよろしくお願いします。


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