東日本大震災から1年・・・

1年前の3月11日14時46分18秒、宮城県牡鹿半島の島南東沖130Kmの海底を震源とした、日本における観測史上最大規模の東日本大震災が発生しました。当院ではMIMMSコースが行われてましたがコースは急遽中断となりすぐに災害対策本部が設置されました。僕自身も群馬ヘリポートで待機中でしたが、連絡が途絶し身動きができな状態でした。テレビをつけてみてあまりにも信じられない光景に、ただただ体が震え涙が止まりませんでした。


あれから1年がたちました。3月10日の警視庁の発表では、死者15,854人、行方不明者3,155人、そして未だに343,935人の方々が避難生活を強いられているとのことです。
この1年間で多くの災害救護活動が行われました。もちろん医療だけではなく、自衛隊、消防、警察、自治体、ボランティアなど様々な機関、人々が被災地での活動や支援を続けてきました。また海外からも多くのご支援をいただきました。『絆』という言葉がこの1年は多く使われてきましたが、僕はその言葉に全くの偽りはないと思っています。日本の団結力は本物です、そして世界はやはり一つです。でも1年で終わりではありません。これからも何ができるのか考えながら毎日の医療活動を続けていきます。

当院でもMIMMSコースを中断し地震が発生した時間に黙祷を行いました。各病棟、各部署でも祈りを捧げました。街中でもデパートや公共機関で黙祷が行われていました。今日は今回の地震で失われた多くの犠牲者の冥福をお祈りするとともに、行方不明の方々が1日でも早くご家族のもとに戻られる日が来ることを心から願います。

壁の時計は15時46分で止まっています。
津波によりこの病院が電源を失った時間です・・・

全国から多くの機関が集まり団結して活動しました。
日本は一つです。これからも『つながろう、日本!』



コメント

このブログの人気の投稿

新年度集合写真

先日ブログでご紹介した新型コロナワクチン筋注方法について訂正があります

タカラトミーさんが当院を取材