医学部生からのうれしい声!

実は当科の教育研修担当をしている町田です。

当院では医学部生の病院実習を行ったり、見学を積極的に受け付けています。
集中治療科・救急科でももちろん受け入れを行っています。

まず群馬大学医学部の5~6年生の病院実習において、毎年10月~6月まで2週間単位で2人ずつ当院集中治療科・救急科に実習にきます。1週は集中治療室で研修医に張り付いて活動し、カンファレンスや医学生が許容される範囲で処置などにも積極的に参加してもらっています。もう1週は救急外来での研修を行います。walk-inで来院される患者さんから救急車で来院される重症な患者さん、もちろんドクターヘリで搬送されてきた患者さんの屋上ヘリポートのお迎えまで、こちらでも担当医にぴったりくっついてもらって実習を行います。

また今は初期研修病院のマッチング制度があり(僕が研修医時代はありませんでした)、医学生の病院見学が積極的に行われており、今年度も(これから先の予定も含めて)30名の見学がありました。僕の出身大学からも見学がありました。



当院はもちろん大学病院ではないので他施設(大学病院)から学生を受け入れる立場であり、学生の声は客観的な意見としてとっても参考になり大きな利点となります。
今朝は群馬大学医学部生2名の2週間の実習の最終日で、朝のカンファレンスで感想を語ってもらいました。そのなかでとてもうれしい言葉をいただきました。


『今までの救急に対するイメージが変わりました!(“今までのイメージって?”と一斉にみんなで突っ込みましたが・・・笑) 自分の将来やりたいことが見えてみました。救急の道を考えようと思います!』
『(PCPSの管理について)カンファレンスで臨床所見だけではなく病態生理まで突っ込んで議論しているのに驚きました。そしてその姿がかっこよかったです!』


熱心に実習に取り組んでいたので僕たちも真剣に付き合いました。だから学生からこのような意見をいただけたのは本当にうれしい限りです。でもその言葉に甘えることなく、さらにレベルの高いところを目指してスタッフ一同頑張ろうと思います。
そして実習や見学に来た医学生の一人でも多くの方と将来ともに働くことができたらうれしく思います。皆さん、お待ちしています!




コメント

このブログの人気の投稿

新年度集合写真

先日ブログでご紹介した新型コロナワクチン筋注方法について訂正があります

タカラトミーさんが当院を取材