研修コースのシーズンです!(ホームページ群馬外傷セミナー(JPTECコース)更新しました)

Web担当の伊藤です。

2月に入り、前橋赤十字病院では、研修コースが毎週のように開催されています。
前回、JATECのご紹介をしましたが、2月5日は群馬外傷セミナー(JPTEC)が当院で開催されました。
★群馬外傷セミナー(JPTECコース)★

群馬外傷セミナー(JPTECコース)
救急医療に携わる方でしたら、各コースがどのような目的で開催されているのかご存知のことと思いますが、当ブログは一般の方もご覧になるので、ごくごく簡単に説明致します。

まずJPTECは、患者さんから救急車の要請があり、救急車が現場に到着、目の前に倒れている患者さんを病院へ運ぶまでに行うことの「いろは」を習うコースです。
このコースで行う処置は、実際に日本で現行で可能な処置が含まれています。
救命救急士、消防隊員以外にも医師や看護師の参加が可能です。医師や看護師が参加することで、実際に現場で行われている活動を理解することができて、病院との連携した活動に大いに役立ちます。

JATECは、救急車で病院に運ばれてきた重症外傷患者さんに対して、ABCの安定化と蘇生、致死的損傷になりえる外傷を見抜き、そしてその損傷に対して必要な処置・検査を考えて最終的に該当する専門科に振り分けるまでにすることの「いろは」を習うコースです。
受講は医師が対象となり、コース内では気管挿管・気管切開の実技や、レントゲンの読影力が必要となります。


この他に、医師免許や看護師資格、消防隊員でもない、筆者のような事務職でも受講できるコースがあります。
それが前橋赤十字病院 高度救命救急センター BLS&AEDコースです。

BLS&AEDコースは病院事務も参加可能です。
このコースでは、目の前で倒れている患者さんに対し、救急隊員が到着するまでに一般人でもできる蘇生行為を習得します。
現在、当院で定期的に開催されているBLS&AEDコースは病院関係者のみ受講可能となっていますが、関連団体では市民向け講習も行っているようです。










今週末も当院で小児ITLSが開催されます。もちろん筆者も見学予定です。
その様子は、後日またご報告させて頂きたいと思います。

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