群馬県ドクターヘリは3歳になりました!

2009年2月18日に全国15道府県、17機目のドクターヘリとして運航を開始した群馬県ドクターヘリですが、本日3歳の誕生日を迎えました。

3歳の誕生日を迎えた群馬県ドクターヘリです!
われらがJA6910、『ひとまるちゃん』

今朝の屋上は氷結していました・・・

本当は屋上ヘリポートで記念写真を撮りたかったのですが、この時期特有の上州のからっ風のため群馬ヘリポートでの記念撮影となりました。

しかし群馬ヘリポートとの併用で強風とうまくい付き合い、そしてJA6910が点検中や機体に不具合が発生した時も他の機体で代替していただいたりして、いままで大きな運休もなく運航を行ってきました。
群馬県庁からの大きなご支援、朝日航洋の安全航行へのこだわり、消防機関との連携、各医療機関の協力、そして群馬県ドクターヘリに対して応援をしてくださるすべての方々に心より感謝いたします。

<3年間の実績>
(年度毎ではなく1年ずつでまとめてみました・・・)


要請数も右肩上がりで増えてきていてそれに伴い出動数も増えていますが、重複要請による未出動も増えていて今後解決していかなくてはいけない大きな課題です。また、基地病院と大学病院が屋上ヘリポートで強風時に使用できなかったり、もう一つの救命センターも病院にヘリポートがないなどの問題があります。特に基地病院である当院に関しては、屋上ヘリポートが使えないときに病院直近にヘリコプターを着陸させることのできるランデブーポイントの確保ができていません。今日も当院に患者さんを現場から救急車で搬送後、群馬ヘリポートまでタクシーで戻るのに25分もかかってしまいました・・・その間にもう1件要請があり防災ヘリで対応していただきましたが、当院屋上ヘリポートが使用できないためドクターヘリ的運用も行うことができませんでした。
3年間数えきれないほどの協働が行われています。
これからもよろしくお願いします。

課題はまだまだありますが、ドクターヘリがあって本当に良かったと思ったことはもっともっとありました。これからもドクターヘリとスタッフが一丸となって頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いします。


 この時期はスキー場への出動も増えています。
ゲレンデに機影が写っています。

 ドクター、ナースだけではなく機長や整備士もOJTがあります。
機長のOJTのため後部座席に乗る整備士さん。貴重なショットです!

 昨日は日没ぎりぎりに群馬ヘリポートに帰還。
搬送先病院からスタッフはローカル線で戻りました。

 今朝は平野部もうっすらと雪が積もって冷え込んでいました。
ランデブーポイントで使用した学校の皆さんがとても親切で心が温まりました。

いつも一緒に出動する仲間です。
左は群馬県のゆるキャラの『ぐんまちゃん』で、みんなから大人気です!
右は信州ドクターヘリのスタッフに運航開始の時にいただいたものです。
(実は群馬県では史上最多出動回数を誇っています・・・)



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