2012年1月11日水曜日

主治医のお仕事。

前橋赤十字病院 高度救命救急センター 集中治療科・救急科の特徴は、ドクターヘリ(病院前医療)、救急外来(アドバンストリアージ)から、ICU(集中治療管理)、救急病棟(入院管理)までをシステマチックに構築し、救急医療の全体像を目に見える形で展開しています。救急外来、ICU、病棟当番の3つの勤務を全員が数週間単位でローテーションし、また月数回のフライトドクター当番を行い、互いの立場を理解しながらチーム医療を行える勤務体制をとっています。

病棟当番・・・救急科に入院している患者さんの主治医を担当するのが主な仕事です。
現行の既存の科におさまらない患者を、自分が見るべき患者だとの認識を持って入院管理する医師集団がいることにより、初めて本当の意味でのER管理は成立するという自覚をもって、当科では多発外傷、熱傷、中毒など、他の診療科と連携が必要である患者、特殊な治療法が必要である患者の入院管理を主治医として担当します。
<救急科に入院する患者さん>
多発外傷、重症熱傷・気道熱傷、ガス中毒・薬物中毒、CPA蘇生後、 重症呼吸不全、原因不明のショック・心不全、原因不明の意識障害、アナフィラキシーショック、溺水、熱中症、悪性症候群、動物咬傷、など

家族・社会などとの非常に複雑な関係である方も多くいらっしゃるので、ソーシャルワーカーさんや他病院との連携は欠かせません。そして何よりも早期に全身状態が安定して各種専門治療に専念できるよう、各科の先生方との密接な協力関係は本当に大切です。そして救急科の病棟がないので、いくつかの病棟をラウンドするフットワークと適応力も必要になっています。
患者さんの病態に合わせた治療を行うとともにマネージメント力も必要とされるのが当科主治医の最も難しいところです。

ちなみにそれ以外の仕事としては、病院の呼吸ケアチームのラウンドに参加したり、各科の急変患者の対応に当たったり、重複要請時・多数傷病者発生時のドクターヘリや防災ヘリドクターヘリ的運用のセカンドドクターとしてスタンバイもしています。


今回は写真が全然なくてスイマセン。当科の詳しいことについてはホームページをご覧ください。
☆集中治療科・救急科ホームページ
http://www.gunma-redcross-icuqq.com/index.html

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