2011年11月30日水曜日

足を運ぶ・・・

町田です。

群馬県はMC(Medical control)が各11本部の地域に分かれてしまっているため、各地域MCで行われる症例検討会に前橋MC以外にはなかなかドクターヘリスタッフが参加することができず、ドクターヘリ症例の検討は3か月に1度のドクターヘリ症例検討会でしか実際には意見交流をする機会がありませんでした。

以前よりフライトスタッフが各地域に足を運んで意見交換(本音トーク?)をしたい希望があり、今回沼田利根地域MC関原先生と利根沼田広域消防の皆さんのご理解をいただき、昨日沼田利根地域MC協議会による利根沼田広域消防・救急症例勉強会に出席しました。

利根沼田広域消防の管轄は大きなエリアを少ない人数で活動している、普段MCでかかわっている前橋とはなったく違う地域性があります。昨日もドクターヘリ5症例について症例検討がされましたが、広域がある上の困難さやジレンマなど貴重な意見を伺うことができました。しかしながら、ある消防職員の方がおっしゃっていた「医療も消防も目的は同じ、人の命を守ること!」という言葉に、この地域のこれからのドクターヘリ活動は大きく発展する可能性を感じました。ドクターヘリ側の活動理念もあらためてご理解ただき、これから要請数が伸びてくる予感がします。

現場や各教育コース等でしょっちゅう顔を合わせる方や逆に普段あまり会う機会の少ない方もいらっしゃいましたが、直接フライトスタッフがその地域に足を運ぶことで多くの職員の方が参加できる機会になったり、またその地域の特徴や雰囲気を肌で感じることができます。さらにぐんと距離が近づいた感じがありました。あらためて関原先生、利根沼田消防本部の皆様、ありがとうございました。
今回はお招きいただいた形で僕1人の参加でしたが、これを機会に多くのフライトスタッフが参加して意見交換をできる機会(もちろんその地域で!)を多く作っていきたいと考えています。

2011年11月28日月曜日

ベッド稼働率9割超え・・・!

点検中のJA6910に代わり、現在JA6908が群馬の空を飛んでいます。ずっと強風などにより群馬ヘリポート待機が多かったのですが、今日は朝か群馬ヘリポートから屋上ヘリポートに帰還しました。
ようやく屋上での記念写真です!

午後になって電気の点検のため病院は3時間停電となり、エレベーターが動かなくなる都合でドクターヘリは再び群馬ヘリポートにもどっていってしまいました。
ちなみに停電中も非常電源を用いて入院中の患者はもちろんのこと、救急外来の対応もいつも通り対応していました。


当院の集中治療室(ICU)は『closed general ICU』というスタイルをとっていて、救急外来からの重症患者、大手術や合併症の多い術後患者、そして病棟で急変した患者など、救急科のみならず各科の患者さんを受け入れています。そして、ICUでは主治医の方針に沿って当科と麻酔科のICU専従医が集中治療管理を行います。平日日中では初期研修医を入れて6名の専従医がICUで12床を守っています。

今日は日曜日でしたが、5名のICU専従医で朝から勤務です。
たいてい朝は12床満床か空いてても1床くらいから始まります。それでも状態が安定した患者が一般病棟に移動し、日中には空きベッドができます。しかしそのベッドも術後に入室予定の患者や緊急入室の患者ですぐに埋まっていきます。夕方の業務が終わるころにはすでに空きベッドはほとんどなく、空いていたとしても当直帯にはすぐに緊急入室です。
今日は朝方に緊急入室があり朝は1床空きでスタート。状態が安定し2名の患者さんが一般病棟に移る予定でしたが・・・実は一般病棟もベッドの空がわずかな状態・・・特に金曜夜から土日の救急外来からの入院患者の数が多いのです。なんとか1名の方のみ一般病棟に移ることができましたが、昼過ぎと夜に緊急入室があり夜中までにはベッドがすべて埋まってしまいました。

2011年の昨日までのICU入室患者数は669名です。平均在室日数から計算すると、ICUのベッド稼働率は9割を超えています!常に12床のベッドのうち11床は24時間埋まっていることになります!
そんな状況のなか1日でも早く患者が一般病棟に移動出来るように、ICUの看護師は熱心に24時間ベッドサイドで働いていただいています。またベッドコントロールのために頭を抱えているICU専従医のために、ベッドの調整をしていただいている看護部の皆さん、各病棟看護師の皆さんに感謝しています。

ドクターヘリの基地病院は、最重症患者やどうしても受入先のない患者を最終的には受け入れる責任があります。ICUのベッドがないことにより重症患者の受入ができない事態はできるだけ避けなければなりません。

2011年11月26日土曜日

HEM-Netシンポジウムに出席しました。

町田です。


皆さん『HEM-Net』をご存知でしょうか?認定NPO法人「救急ヘリ病院ネットワーク」(Emergency Medical Network of Helicopter and Hospital)の略称で、非営利法人として、ヘリコプターによる救急医療システムの普及促進を目的として活動しています。
*詳細は→http://www.hemnet.jp/

昨日東京でHEM-Netシンポジウム『ドクターヘリと消防防災ヘリのコラボレーション~東日本大震災の教訓を踏まえて~』が開催されました。僕はちょうど当直明けであったため、出席する機会をいただきました。

最初に“ドクターヘリの生みの親”である岡山大学の土居弘幸先生から 、『大規模災害時における救命活動と医療復興への道筋』という基調講演をいただきました。様々なお話のなかで、やはり社会の安全・安心には『信頼、規範、支えあい』つまり『絆』が大切であるということを強調されていました。 とても印象に残るお話を聞かせていただきました。

続いてシンポジウム、6名のパネリスト(災害医療センター小井戸先生、東海大学猪口先生、福島県立医大田勢先生、八戸市民病院今先生、総務省高橋氏、厚生労働省井上氏)からの東日本大震災における様々な活動のお話があり、土居先生を加えて7名によるシンポジウムが行われました。なかなか短い時間では一つの結論というものは出ませんでしたが、こちらもとても重要なお話をたくさん聞かせていただきました。土居先生の「明日からまずできることはやらなければいけない!」という言葉が印象に残りました。
今回の東日本大震災におけるドクターヘリ活動においては、かなり民間の航空会社には大きな負担をしていただいたと感じています。また突然の被災地への出動にもプロとしての自覚と安全を最優先した活動に頭が下がるばかりです。僕もシンポジウムの最後に災害時のドクターヘリを運航する航空会社とDMATとの関係やドクターヘリスタッフの消防組織とのかかわり方について質問させていただきましたが、災害医療センターの小井戸先生に丁寧にお答えしていただきました。

今回会場では本ブログが始まった当初よりリンクさせていただいている公立豊岡病院の小林先生や八戸市民病院の今先生ともゆっくりお話しできることができました。またシンポジウムの後の懇親会にも北総の益子先生をはじめHEM-Netの皆さんにお誘いいただき、質問に答えていただいた小井戸先生とは終電の時間ぎりぎりまでいろいろお話させていただきました。

救命の諸先輩の先生方のハートはとてつもなく熱く、そして非常に大きな心を持っていることがわかりました。前橋からもスタッフみんなの熱いハートと大きな心が全国に広がっていくとうれしく思います。
熱いハートといえば、本ブログでも何度か取り上げさせていただいた栃木の小学生のドクターヘリの自由研究やポスターが、今度HEM-Netが出版している『ヘムネットグラフ』で紹介したいとの話があるそうです。本当に素敵なお話です。

2011年11月24日木曜日

ベッドサイドでつきっきり・・・

ICUでの勤務の話です。

朝のカンファレンスが終了後、ICU入院中の患者さんの状態状態を早めに把握して、その日のうちにいろいろ対策ができるように治療方針を立てます。気管切開やカテーテル留置などの処置も日中に多く行われます。日勤帯は研修医合わせてICU専従医5-6名体制とスタッフをつぎ込んでいます。そして夕方に主治医を交えてのカンファレンスを行い日勤のルーチン業務は終了です。

ここから先は当直帯・・・
大きな手術や緊急入室が多いのは実は準夜帯といわれる夕方から日付が変わるまでの間です。その間は1-2名の当直医に加えて、もう1名遅番というのがつきます。予定手術の入室や緊急手術の入室の準備などが終了し落ち着いたところで、遅番当番も業務が終了します。

夜間に関しては日勤帯でしっかり治療方針がたっているのであまり処置などをすることはありません。しかし、大手術後や緊急入室の患者さんの管理が始まります。
ある晩は予定された大手術と緊急手術、そしてERからの重症患者の入室が夜間に3件ありました。もちろん夜間に入室したので、そこからICUでの治療方針の決定及び管理が始まります。特に循環・呼吸管理がデリケートな術後や重症のため呼吸・循環が安定しないこともあり、ずっとベッドサイドに朝までつきっきりでいました。ずっとそばにいると患者さんのちょっとした変化にもすぐ気づくことができます。モニター類もたくさんついていますが、患者さんの皮膚の温度、尿量の変化などの方がより正確に患者さんの状態を物語っています。看護師さんがすぐに状態の変化に気が付くのは、いつもベッドサイドで患者さんのそばにいるからなのですね。五感をフルに使って患者さんのことを感じて看護していることがわかります。
またこの日の晩は手術した科の医師もずっとベッドサイドにいました。その先生とディスカッションしながら何時間もベッドサイドで患者さんを診ていましたが、その科特有の疾患やその管理方法など、教科書には載っていないいわゆる数多く経験した者にしかわからない『感覚』についても教えていただきました。

医学は確実に進歩していて、新たな情報もどんどん取り入れるアンテナが必要とされています。でもやはりそれだけではいけません。自分の五感をフルに活用して、患者さんのそばにつきっきりでいること・・・研修医だった10数年前に大学の教授からいわれた『患者さんが一番いろいろなことを教えてくれる』の言葉をあらためてかみしめたその日の当直でした。

2011年11月20日日曜日

読谷ヘリポート(沖縄県ドクターヘリ基地)を訪ねました!

町田です。
仕事の都合でいろいろな病院のスタッフの皆さんと交流をしています。先日の日本航空医療学会でもフライトナース勉強会で、当院フライトナースが長崎医療センターにお邪魔しました。その前では僕がITLSコースで市立釧路総合病院やドクターヘリ安全研修会で日本医大千葉北総病院にもお邪魔していますが、ともにドクターヘリ基地病院であり、ヘリポートやCS室を見学したり、フライトスタッフの方々と交流させていただきました。

ただいま僕は私用で沖縄に来ています。
沖縄県にもドクターヘリがあり、浦添総合病院を基地病院として運用されています。私用のため今回病院見学は行いませんが、ヘリコプターの駐機場所である『読谷ヘリポート』の近くを通ったので・・・もちろん僕が素通りするわけがありません。沖縄県ドクターヘリスタッフの皆さんの快諾をいただき見学させていただきました。
サトウキビ畑を抜けて海に向かっていくと・・・
突然目の前に沖縄県ドクターヘリと格納庫が現れました!
波の音が聞こえます。
『読谷ヘリポート』の管理人とのことです。
この日のフライトドクターの入江先生です。
ドタバタの訪問でしたが、とても親切に対応していただきました。
ヒラタ学園(運航会社)のスタッフの方が
ヤドカリを捕まえて見せてくれました。

本当に短時間の訪問でしたが、浦添総合病院、ヒラタ学園のスタッフの皆様、ありがとうございました。今後も全国の多くの救急災害医療やドクターヘリのスタッフの皆様と交流を深めていければうれしく思います。

長崎医療センターヘリポート
日本医大千葉北総病院ヘリポート

2011年11月18日金曜日

重症熱傷との戦いもチームワークです!

町田です。

ドクターヘリの代替機が群馬に来て3日目・・・昨日までは強風による未出動のため、7要請に対して3出動(すべて群馬ヘリポートから出動)のみでした。また日没が早くなり、帰りが日没ぎりぎりであることも多くなってきました。

現場活動時間が短い中で、OJTの新井先生の
活躍により現場滞在時間を短縮!
一昨日は日没4分前に群馬へリポートに帰還しました。

本日になりようやく当院屋上ヘリポートに帰ってくることになり、当直明けの僕はデジカメをもって屋上に行くも、帰還中に要請が入り屋上で荷物の引き継ぎをしてすぐに飛び上がっていきました。そして夕方も日没ギリギリで、現場にスタッフを残して群馬ヘリポートに帰還(ちなみにOJTの新井先生は前事案の現場から自力帰還中とのこと)。
屋上ヘリポートのMD902(JA6908)の写真は明日以降にお預けです。


ところで当院集中治療室は以下の施設認定があります。
・日本集中治療医学会集中治療専門医認定施設
・厚生労働省特定集中治療室管理料認定施設
・厚生労働省広範囲熱傷特定集中治療室管理料認定施設


先日の日本航空医療学会で仲村先生が発表しましたが、ドクターヘリにより県内の重症熱傷患者をより有効的に集約化できるようになっています。当院の重症熱傷治療の成績も『東京都熱傷救急連絡協議会』がまとめたものと遜色ありません(これも仲村先生が日本熱傷学会で発表)。もちろん今の成績に満足はしておらず、さらなる成績向上を目指して当科スタッフ日々試行錯誤しております。
そして当院の熱傷治療において早期の手術や長期的な皮膚の経過やリハビリを担当してくださる形成・美容外科の存在は大きく、重症熱傷が当院に入院中は、両科スタッフで毎日一緒に処置やカンファレンスを行っています。特に培養表皮の植皮に力を入れており(このことも日本熱傷学会で両科にて2年連続発表)、その手術法や術後の創管理については力を合わせていつも取り組んでいます。

ドクターヘリ、形成・美容外科、集中治療科・救急科との連携は本当に重要です。そして連携強化にはやはり懇親会ですね!一昨日に行われた不定期だけどほぼ公式行事となった両科のスタッフの懇親会に今回はドクターヘリのスタッフも参集し大いに盛り上がりました。救急医療や重症管理はチームワークがやはり一番ですね!

ご多忙の形成村松部長(上段左端)も2次会から参上です!

2011年11月16日水曜日

機体交換、OJT同乗、強風避難・・・いろいろあります!

昨日・本日とフライトドクター担当の町田です。
2日連続でドクターOJT(on the job trainning)が同乗しています。昨日は都内から研修中の加藤先生、そして今日は初期研修医の新井先生!


加藤先生と朝の物品確認、無線チェック、ストレッチャーの安全確認を行い、さっそく午前中より要請がありました。しかも連続・・・現場開胸あり、複数傷病者あり、2 doctorsで役割分担をしながら診療を行いました。また2件目の傷病者を搬送する時に搬送先病院の地域から要請が入ったので、搬送先の病院の直近のランデブーポイントに救急車を誘導し、ドクターヘリが着陸後に加藤先生は救急車で搬送先病院まで傷病者を搬送し、僕はランデブーポイントに向かってもらった3件目の救急車の対応をしました。スタッフの人数や業務の都合で2 doctorsをいつも組めませんが、OJTが同乗しているときがあり、その時はいろいろ対応のバリエーションが増えますね!重複要請による未出動を減らす一つの有効な手段になりそうです。


いきなりスカイツリーと富士山です!
実は群馬で活躍中のBK117C-2(JA6910“ひとまるちゃん”)が定期点検に入るため、昨日出動終了後に機体の交換のため東京ヘリポートに行きました。代替機はMD902(JA6908“まるはちさん”)です。関東では北総、君津、埼玉の標準機種です。朝の出動開始前に東京ヘリポートから群馬ヘリポートにやってきました。尚、機体交換の際には中の資器材の交換も必要で、城田ナースが東京まで行ってきてくれました。ちなみにその帰り道で写真です。フライトナースの皆さん、毎回いつもスイマセン。

MD902の最大の特徴は『テールローターがない』ところです。ローターの代わりに風を送り出します。ただしBKより座席が一つ少ないので、傷病者とともに同乗者を乗せる必要があるときに、OJTが現場に置き去りになる可能性があるのもある意味大きな特徴といえます・・・
新井先生は機長から安全講習をうけ、一息つこうと思ったところでさっそく要請がありました。現場活動によりで状態の安定化を図ることができ、直近の医療機関へ救急車同乗で搬送となりました。もちろん新井先生も救急車同乗し、活動終了後も一緒に帰還することとなりました。


搬送先からランデブーポイントに戻りましたが、河川敷に吹き付ける北風がとにかく強く、群馬ヘリポートに帰還後は風が落ち着くまで待機となりました。その後防災ヘリや県警ヘリも戻ってきました。
利根川河川敷に吹き付ける北風は、かなり強く寒かったです。
『赤城山の上に雲がかかっているときは風が強い』とのことです。
山頂は白く染まっていました!

快晴ですが強風による運休・・・群馬の冬の大敵です!でもまずは安全が一番なので、風が落ち着くまで群馬ヘリポートで待機です。ちなみに整備士さんは朝ごはんを食べようとしたところで出動、戻ってきたら汁なしちゃんぽん(写真左)でした・・・僕たちは昼食でゆっくりカップメン(写真右)を食べました。

BK117C-2とMD902の違いについては、群馬県ドクターヘリホームページ内に特集ページを組んでいます。(Web担当@Junさんが朝日航洋の全面的な協力をいただき取材しています。)
どうぞご覧下さい!→http://www.gunma-redcross-icuqq.com/dr-heri/summary.html

2011年11月13日日曜日

第18回日本航空医学会に参加しました。

町田です。

1112日長崎ブリックホールで開催された『第18回日本航空医療学会総会』に当センターからも多数のスタッフが参加させて頂きました。
会場に長崎ブリックホールです。
会場に向かう路面電車にでも多くの方にお会いしました。
今回の学会の会長は長崎医療センター救命救急センター長の高山先生、テーマは『航空医療に関する安全を考える』でした。
午前中に『航空医療における安全を考える』というテーマでシンポジウムが行われました。また今回は東日本大震災におけるドクターヘリの活動について、夕方には『東日本大震災におけるドクターヘリの活動と課題』というテーマで特別シンポジウムも行われ、中村医師がシンポジストとして参加しました。
まず入って目に飛び込んだのは謎のゆるキャラ・・・よく見ると『ヘリドック太』という名札がありました。長崎医療センター作成のドクターヘリマスコットとのことです。一般市民の方がドクターヘリにより親しみを持っていただける一つのツールとなりそうですね!


当センターからの発表は以下の通りでした。
<医師>

・中野実センター長:一般演題 疾病Ⅰ
座長
・高橋栄治:一般演題 連携・メディカルコントロール
口演 「群馬県・栃木県・茨城県ドクターヘリによる広域連携」
・中村光伸:特別シンポジウム『東日本大震災におけるドクターヘリの活動と課題』
シンポジスト 「花巻空港でのドクターヘリ運航を統括した立場として-出来た事、出来なかった事-」
・町田浩志:一般演題 災害Ⅴ
口演 「石巻市立病院のDMAT活動における効率的な患者搬出の工夫と安全」
・仲村佳彦:疾病Ⅴ
口演 「ドクターヘリの重症熱傷患者に対する有用性」
<看護師>
・城田智之:一般演題 アンケート調査・事例報告
口演 「病院支援事案におけるフライトナースの活動を振り返って」
・滝沢悟:一般演題 災害Ⅳ
口演 「岩手県ヘリ運航調整本部における看護師の役割」

<朝日航洋(群馬県ドクターヘリ関連)>
・鶴本機長:一般演題 災害Ⅰ
口演 「東日本大震災でのDMATにおけるドクターヘリ活動検証」
・小野寺CS:一般演題 災害Ⅰ
口演 「SCUにおけるCSの役割」
・山田CS:一般演題 災害Ⅰ
口演 「DMAT活動時におけるドクターヘリ基地病院所属CSの役割と課題」
*松江機長、立石CSはシンポジウム「航空医療の安全を考える 」のシンポジスト、大川整備士は一般演題で山口県ドクターヘリ関連の発表がありました。

私たちの発表に多くのご質問、ご意見、さらにご提案などいただきありがとうございました。また震災時のドクターヘリの活動においても解決しなければならない課題も多くあることがわかり、自分たちも宿題として持ち帰って検討したいと思います。群馬県ドクターヘリがさらに発展できるよう頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

毎年学会会場では多くの皆さんに声をかけたりかけていただいたりしていますが、今年は東日本大震災で実際にともに活動したり同じ目的のために各病院、運航会社、また関連する皆様が動いたこともあり、つながりの強さをいつも以上に感じた学会となりました。北海道から沖縄まで多くの皆さんとの交流もありました。
最後に今回の学会を主催していただいた長崎医療センター、多くのスタッフの皆様の温かなおもてなしの心に感謝いたします。
ランチョンセミナーの一つ、弘前大学浅利教授による講演
「緊急被ばく医療について~福島第一原発を踏まえた~」
今回の学会では原発関連事案のドクターヘリ対応も大きな話題の一つでした。



学会後の夜の様子です・・・いろいろお邪魔してすいませんでした。
左上:前橋日赤のお疲れ様会。池谷副院長とともに文豪が愛した皿うどんをいただきました。
右上:旭川・釧路チームとこの日も合流。道産子同士で沖縄と群馬のドクターヘリTシャツ交換!
左下:被災地での活動の時に応援に来ていただいた旭川フライトスタッフとともに。
右下:福島、佐賀、和歌山、中日本チームに三重の先生と共に合流し、締めは田勢先生、岩崎先生とともに3時まで・・・
他に大阪、高知、兵庫など多くの皆さんに声をかけていただきありがとうございました。


学会期間中ももちろん当センターはいつも通りドクターヘリ、ER、ICUでの診療が行われていました。今回多くのスタッフが学会に出席し残ったスタッフには負担をかけてしまいましたが、群馬の救急医療をいつも通り守っていただきありがとうございました。




2011年11月12日土曜日

長崎で感じた『強い絆』~学会前夜の大懇親会~

町田です。

ただいま日本航空医療学会で長崎ブリックホールに来ています。
群馬県でドクターヘリが始まって間もなく3年になりますが、ドクターヘリを通じて多くの仲間が増えたことを強く感じます。

学会の報告はまた後日にさせて頂き、今回は昨晩長崎の中華街で行われた懇親会について報告します。

東日本大震災における石巻市立病院でのDMAT活動で一緒に活動をした関係で聖隷三方原病院、旭川赤十字病院、そし外傷コースでお世話になった市立釧路総合病院・釧路孝仁会記念病院、また群馬県ドクターヘリ担当の朝日航洋、そして花巻空港SCUでともに活動した中日本航空の6チーム合同の『大懇親会』が行われました。病院では医師、看護師に他に臨床工学技士さんやヘリ運航にかかわる事務の方、また救命士の方もいらっしゃいました。総勢34名が一同に会するとは思わなかったので、幹事の矢野先生(聖隷)と調整の僕は驚きました。また、各病院救命センター長が全員集合されたことと、航空会社が2社そろったということはうれしい限りでした。
 聖隷三方原病院の矢野先生に乾杯を、岡田先生に挨拶をいただきました!

もともといろいろなところでつながりがある方、今回初めて顔を合わせる方もいらっしゃいましたが、終始懇親会は話が尽きませんでした。東日本大震災においては本当に多くの方が被災されて心を痛めています。そのような中での活動を通して人と人とのつながりは深まった印象があります。病院や運航会社の垣根を払って、同じ目標~すべては被災地のため~で一致団結して活動したことが、今回の懇親会で『強い絆』として感じることができました。
このようなつながりは今後ももっともっと強く広げていきたいと思います。






1次会だけでは話が尽きず2次会にも多くの方が参加しました。中にはスライドを修正している方もいましたが・・・さらに3次会では日付が変わるまで石巻市立病院での活動以来8か月ぶりに再開した矢野先生と熱く語り合いました。ちなみに今日の学会発表も矢野先生に続いての発表になります。石巻市立病院での活動をしっかり報告してきます。

2011年11月11日金曜日

長崎に集結!

町田です。ただいま羽田空港第2ターミナルにいます。

まずは腹ごしらえが大切です!
会場で鞄にぐんまちゃんを付けている人を見かけたら気軽に声をかけてくださいね!

明日は長崎で第18回日本航空医療学会総会が開催されます。
当院高度救命救急センターからもドクターヘリフライトスタッフが参加し、委員会や演題発表を来ないます。

<集中治療科・救急科>
・中野センター長:評議委員会、座長
・高橋医師:演題発表
・中村医師:シンポジスト
・仲村医師:演題発表
・町田:協議会、演題発表
<救急外来看護師>
・小池看護師:委員会
・城田看護師:演題発表
・滝沢看護師:演題発表
<朝日航洋(群馬担当の方の分のみ)>
・鶴本機長:演題発表
・小野寺CS:演題発表
・山田CS:演題発表

この1年間は東日本大震災に対するドクターヘリの対応や北関東3県広域連携の開始など、群馬にとっても多くのことがありました。たった1日だけですが、多くの方と情報交換を行い群馬県のドクターヘリや災害医療がさらに発展するように一生懸命勉強してきます。


ところで今晩は多くの方との再会が予定されています。東日本大震災で一緒の活動した方や外傷コースでお世話になった方々が一同に会します。4病院+2航空会社あわせて31名の大懇親会を行います。ドクターヘリ事業で多くの方とさらにつながっています!
石巻での活動以来、8か月ぶりの再会の予定です!

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