重症熱傷との戦いもチームワークです!

町田です。

ドクターヘリの代替機が群馬に来て3日目・・・昨日までは強風による未出動のため、7要請に対して3出動(すべて群馬ヘリポートから出動)のみでした。また日没が早くなり、帰りが日没ぎりぎりであることも多くなってきました。

現場活動時間が短い中で、OJTの新井先生の
活躍により現場滞在時間を短縮!
一昨日は日没4分前に群馬へリポートに帰還しました。

本日になりようやく当院屋上ヘリポートに帰ってくることになり、当直明けの僕はデジカメをもって屋上に行くも、帰還中に要請が入り屋上で荷物の引き継ぎをしてすぐに飛び上がっていきました。そして夕方も日没ギリギリで、現場にスタッフを残して群馬ヘリポートに帰還(ちなみにOJTの新井先生は前事案の現場から自力帰還中とのこと)。
屋上ヘリポートのMD902(JA6908)の写真は明日以降にお預けです。


ところで当院集中治療室は以下の施設認定があります。
・日本集中治療医学会集中治療専門医認定施設
・厚生労働省特定集中治療室管理料認定施設
・厚生労働省広範囲熱傷特定集中治療室管理料認定施設


先日の日本航空医療学会で仲村先生が発表しましたが、ドクターヘリにより県内の重症熱傷患者をより有効的に集約化できるようになっています。当院の重症熱傷治療の成績も『東京都熱傷救急連絡協議会』がまとめたものと遜色ありません(これも仲村先生が日本熱傷学会で発表)。もちろん今の成績に満足はしておらず、さらなる成績向上を目指して当科スタッフ日々試行錯誤しております。
そして当院の熱傷治療において早期の手術や長期的な皮膚の経過やリハビリを担当してくださる形成・美容外科の存在は大きく、重症熱傷が当院に入院中は、両科スタッフで毎日一緒に処置やカンファレンスを行っています。特に培養表皮の植皮に力を入れており(このことも日本熱傷学会で両科にて2年連続発表)、その手術法や術後の創管理については力を合わせていつも取り組んでいます。

ドクターヘリ、形成・美容外科、集中治療科・救急科との連携は本当に重要です。そして連携強化にはやはり懇親会ですね!一昨日に行われた不定期だけどほぼ公式行事となった両科のスタッフの懇親会に今回はドクターヘリのスタッフも参集し大いに盛り上がりました。救急医療や重症管理はチームワークがやはり一番ですね!

ご多忙の形成村松部長(上段左端)も2次会から参上です!

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