2011年10月7日金曜日

当直明けのヘリ重複要請対応!(未出動を減らしたい・・・)

ERから見た朝焼け・・
深呼吸してリフレッシュです!
集中治療科・救急科の町田です。

ほぼ徹夜のER当直の目には朝焼けがまぶしいくらいにきれいでした。ERの診察室で居眠りを始めた途端の8時すぎに突然ドクターヘリのホットラインが鳴り響きました(いつも突然なんですが・・・)。ドクターヘリの要請です!ドクターヘリは強風のため群馬ヘリポートに、フライトドクター・ナースは群馬ヘリポートへ移動中、CSは(たぶん)ロッカーで着替え中・・・消防からの話では“救出事案で時間がかかる。”もちろん時間前ですが要請を承りました。いつも見ているCSの見よう見まねでランデブーポイントの位置、救急隊・支援隊の名称を確認し、群馬ヘリポートの機長・整備士に出動依頼、そして移動中のフライトドクター・ナースに情報提供・・・いよいよ忙しくなってきたところでCSが登場!そのあとはスムーズに事が流れ運航開始時間前にドクターヘリは離陸しました。しかも防災ヘリとランデブーで現場まで向かったようです!



防災ヘリとのコラボは、群馬では
すでに当たり前の活動です!
ドクヘリ的運用でも使えます。
いつもご協力ありがとうございます。
かなりの山奥のため無線が届かなくなる前にフライトドクターと相談してあらかじめ搬送先病院を選定することとし、近隣の町の総合病院にまだ患者さんと接触する前にもかかわらず、快く受け入れの許可をいただきました。現場で必要な処置を行っているところで、CS室にドクターヘリの要請が・・・現事案の状況と次事案の要請内容から、現事案の傷病者は現場での処置が終了後に防災ヘリと救急隊のみで搬送することに決定。群馬県では原則として搬送先病院までフライトドクター・ナースが付き添うことにしていますが、受け入れ先病院の先生、防災航空隊、救急隊の皆さんが状況を理解していただきご協力していただきました。フライトドクター・ナースはドクターヘリで次の事案に向かいました。その時にもう1件ドクターヘリ要請がありました・・・次事案の現場にフライトドクター・ナースをおろして、ヘリだけ当院に戻してセカンドクルーで出動を考えましたが、時間的に救急車搬送とあまり変わらないことがわかり、救急隊のみでの対応をお願いしました。

やはりCSの調整の仕事は大変であり、それをいつも的確にこなすCSはすごいことを実感!そして初めてドクターヘリ患者を受け入れる病院の先生が、ドクター・ナース付添なしの受入を快く了解していただいたことに感謝!さらに、未出動になってしまった消防の通信指令の方の“先日の勉強会で事情はよくわかっています。またよろしくお願いします。”ととても良い関係が築かれてきたことに感動!
あらためてドクターヘリは消防、航空会社、受入病院、基地病院のすべてが救命のために同じ気持ちで活動した時に最大限の力が発揮できることを実感しました!今月は今日の朝の3件の要請を含めると今日までに20件の要請をいただいております。しかし未出動が7件あり、重複要請が2件あります。今年度では未出動106件中36件が重複要請です。もちろんどう頑張っても対応できない事案が多いのですが、消防や基地病院のコントロールでもっと知恵を使えば対応できた症例もあったかもしれません。群馬県は県全域を20分以内にカバーできる有利な地理的条件、そして防災ヘリの超強力的な体制があります。消防関係者と救急科医・フライトスタッフ、運航会社の情熱とマネージメント能力をさらにあげて、1件でも重複要請に対応できるような常日頃からの意識が必要です!目指すところはみんな同じ『1例でも多くの患者を救命、社会復帰させる!』です。

気が付けばお昼近く・・・長い夜でしたが、今日もこれから長い1日になりそうです。(僕は帰って寝ます・・・)
10月に入ってすっかり北風が強くなりました。
Wind-sockが横ではなく“上向き”にたなびいています!
今月はほとんど群馬へリポートでの待機です。
速く地上ヘリポートのある新病院建設が始まることをただただ望むのみ・・・

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