群馬ISLS/PSLSハイブリッドコースを取材しました。

Web担当の@JUNです。

昨日27日、前橋赤十字病院で、第9回群馬ISLS/PSLSハイブリッドコースが開催されました。
本コースでは「脳卒中発症(病院前)から専門的治療に引き継ぐまで(救急外来)のシームレスな対応を学ぶ」を目的にしています。そのため、主に救急外来での脳卒中対応を学習するISLSではなく、病院前での脳卒中対応を学ぶPSLSを併せたハイブリッドコースとして開催しています。
高度救命救急センターのホームページでは、1年ほど前より教育・セミナーのページを公開しておりますが、一部のコースのみ掲載で、まだ多数のコースのページが未完成のままです。全てのページの完成を目指していますが、その第一弾として、ページ製作者である筆者がコース取材に挑みました。



まず、コースは3つのグループに分かれ、それぞれのブース(呼吸・管理、意識障害の評価、脳卒中スケール)毎に学習、実習して行くものでした。



イントロダクション
本日は美原記念病院 谷崎義生先生が
イントロダクションを担当されました。
コースについての概要、グループ編成などについての説明がありました。












「呼吸・循環管理」のブース
「内因性ロード&ゴー」は
声高らかに宣言を!
脳卒中急性期に必要な呼吸・循環管理の手技を理解します。

ファーストインプレッションのA(気道)B(呼吸)C(循環)評価、D(脳ヘルニアの徴候)の異常についての評価による内因性ロード&ゴーの有無について学習しました。









「意識障害の評価」のブース
筆者も各スケールとにらめっこで
意識レベルについて学びました。
複数の評価法(ECS、JCS、GCS)によって意識評価をしていきます。患者問診により、見当識の有無、開眼の状態などについて学びました。












「脳卒中スケール」のブース
緊張した表情で受講生を待つ
「脳卒中スケール」ブーススタッフ達
脳卒中の認識と、脳卒中重症度の評価について学びます。
主にNIHSSによる評価を学習しました。
患者問診により、意識レベル、視野、顔面麻痺、運動、感覚、構音障害などについて学びました。









症例検討
集中治療科・救急科のスタッフの姿も
ありました!
最後に、グループに分かれ、今までの実習を統括しての症例検討が行われました。










このコースの詳細は、近日、ホームページに掲載予定です!

当科Dr.中村劇団による、人生悲喜こもごも・・・・
もといスタッフ達による迫真のデモンストレーション

コメント

  1. 千葉県在住の看護師です。
    PSLSコースに興味があり取得を考えておりますが
    中々一般募集を行っているコースがありません。
    貴院では公募しているでしょうか?

    返信削除
  2. 集中治療科・救急科の町田です。
    千葉県からコメントありがとうございます。群馬県には本コースに熱心な先生方が多くいらっしゃっていて、本当に助かっています。僕はまだ未受講ですが・・・
    現在本コースを担当している医師に確認中です。もうしばらくお待ちください。

    返信削除
  3. 集中治療科・救急科の中村です.
    群馬県ではPSLSは単独では各消防単位で行っております.そのため,県外の受講は難しいと思われます.
    ISLS/PSLSのハイブリッドコースを開催しております.
    11月26日(土)に第10回のコースがあるため,時間が合えばいかがでしょうか?
    お問い合わせは ISLS@jsa-gunma.org までお願いします.

    返信削除

コメントを投稿

コメントは管理人が確認の上、公開の判断をさせていただいてます。状況によっては公開まで数日頂くことがありますのでご了承お願いします。

このブログの人気の投稿

新年度集合写真

先日ブログでご紹介した新型コロナワクチン筋注方法について訂正があります

タカラトミーさんが当院を取材