2011年4月17日日曜日

群馬県ドクターヘリ、900件出動です。

集中治療科・救急科スタッフ&フライトドクターの町田です。

昨日は日本全国で風が強かったようですが、群馬もものすごい強風が吹き付けていました。久しぶりに日中に高崎の街中を歩いていましたが、あまりの強風と強い余震のため自主的に自宅待機していました。家から見た街並みは砂煙と花粉で白く煙っていました。
ドクターヘリも昨日は急遽群馬ヘリポートに退避し、そのまま格納庫で待機していました。要請をいただきましたが風が強すぎて出動できず、やむを得ず運休となってしまいました。ちなみに昨日の屋上ヘリポートの最大風速は68ノット・・・地上ヘリポート併設の新病院の早期建設が望まれます。
そんな昨日でしたが、当院から日赤救護班第13班が引き続き被災地に向けて出発しました。今回は小児科の先生がリーダーです。


本日は昨日より風もゆるみ、朝一番で群馬ヘリポートから病院屋上ヘリポートへ帰還しました。帰還中のヘリから火災の煙が見えましたが、その後埼玉県ドクターヘリが出動していました。その患者さんは群馬県内の直近の病院に搬送されたとのことです。群馬県ドクターヘリもお昼過ぎに要請があり、群馬県では比較的長い16分というフライト時間で吾妻地方に出動しました。そこでの患者さんは比較的近くの長野県内の病院に搬送しました。いま茨城県・栃木県・群馬県の広域連携が動き出しています(大震災のため運用開始が少し遅れているようです)が、埼玉県・長野県・群馬県も医療圏がかぶるところがあり、今までも何度か埼玉県や長野県の病院にも患者さんを受け入れていただいてます。(埼玉県・長野県ともに群馬県よりドクターヘリの運航が先で、群馬県が運航開始する際には多くのことでアドバイスをいただいたり研修をさせていただきました。)

当院に飛来した埼玉県ドクターヘリ!(今日とは無関係です)

埼玉医科大学総合医療センターに着陸した群馬県ドクターヘリ。
ドクターヘリにおいては、群馬県が埼玉県・長野県・栃木県の
各病院に助けていただいていることが圧倒的に多いです。

そして長野県の病院で患者さんを引き継いでいるところに次の要請が多野地区から入りました。群馬県ドクターヘリが運航を開始して約2年2ヶ月で900件目の出動となりました。しかも救急隊現着前の要請で、ランデブーポイントも初着陸のグランドでした。雨が少なく乾燥が強いためグランドも土というより砂の状態でしたが、支援隊の放水とともに(おそらく)ランデブーポイントの管理者の方が軽トラックに大量の水を積んでそれをグランドに撒いてくれました。本当にご協力ありがとうございました。
そして搬送先は群馬県でもう一つの救命センターである高崎の病院に引き受けていただきました。いつもありがとうございます。
1000件出動が近づいてきていますが、今まで通り無事故を続けるために安全な運航のための約束事を守り、またできるだけ未出動の件数を減らす努力をしながら群馬の空を飛び回っていこうと思います。そしてこれからも皆さんの温かいご支援のほどよろしくお願いいたします。
本日2件目が900件目の出動でした。
いつも地上の安全確保や放水など、ご協力ありがとうございます。

搬送先の高崎市にある高崎ヘリポートです。
ここから病院まで救急車に乗り換えて向かいました。

ちなみに今日は防災ヘリで救出された患者さんが当院に搬送されてきています。
今日も空から群馬県の医療を支えているヘリコプターたちでした。

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