群馬県の救急医療を支える若者たち!(テレビ放映で感じたこと・・・)

すっかり若者扱いされなくなった年男の町田です。

中野センター長と明るい仲間たち!
群馬県の救急・集中治療を支えていこう
という気持ちで集まっています!

昨日の朝に当院救命救急センターの様子がスーパーモーニングで放映されました。約15分のVTRでしたが、当院の救急外来やドクターヘリの活動を十分すぎるくらい紹介していただきました。僕はICU当直をしていて、ちょうど朝方に当直帯で4件目の入室依頼があったため急いで入室の準備を行い、なんとかその放送を見ることができました。

僕も何気に出ていていろいろ話していましたが、県外から当院当科に来てがんばっている後期研修医2人が取り上げられていました。畠山医師はドクターヘリでの現場活動、岡森医師は救急外来での患者さん受入れにおける苦労を語っていましたが、2人とも救急科スタッフとして1,2年目でありながら冷静な判断と的確な活動をしている姿が映し出されていました。また今ドクターヘリ同乗研修中の雨宮医師や当科を回っている初期研修医が、今回のVTRではヘリへ、患者さんのところへ・・・とにかく走って走って走り回っていました。彼らの地元の皆さんもその活躍を見てくださっていたでしょうか?


今日も患者さんのもとへ向かいます。
(写真はドクターヘリ飛行不可時の
緊急ドクターカー出動の様子。)
当院高度救命救急センターでの研修を希望して群馬県に来てくれる後期研修医や、ローテーションで当科を回ってきたり他病院から選択で当科を希望して来る初期研修医の若者たちが、群馬県の救急医療の大きな力になっていることをつくづく実感しました。そして4月から新たに3人の後期研修医が当科に来てくれます。“崩壊が始まっている”といわれる群馬県の救急医療がこれから充実できるように力を合わせてがんばっていきますよ!あとは地元群馬出身で救急科医を目指す若者が増えてくれるといいですね。





ところで昨日昼頃に三陸沖を震源とする大きな地震がありました。最大震度が5弱もありましたが、幸い大きな人的被害が出なかったようで安心しています。DMATの待機要請はありませんでしたが、地震が起こった直後は救急科スタッフは入ってくる情報に耳を傾けていつでも出動できる心構えで仕事に臨んでいました。僕も当直明けで帰ろうとしましたが、しばらく病院に待機し落ち着いたところで確定申告に出かけました。NZ地震では残念ながら日本人の死亡が確認され始めています。クライストチャーチは以前訪れたことのある思い出深い街で、今回の地震については本当に心が痛いです。早く被災者全員の安否と身元が判明することを望み、またお亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。

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