若い力を育てる!

集中治療科・救急科スタッフの町田です。
11/27~28に開催された芳賀赤十字病院“臨床研修指導医養成講習会”に参加するために、11/26夜から2泊3日で栃木県真岡市に滞在していました。ちなみに真岡市は“もおか”と読みます。地元の方の話では、とちおとめ(イチゴ)、真岡もめん、SLで有名な町とのことです。講習会の概要は以下の通りです。

ワークショップの様子
<芳賀赤十字病院臨床研修指導医養成講習会>
・目的(抜粋)
臨床研修指導のあり方を理解し、卒後臨床研修におけるカリキュラムの立案能力ならびに望ましい指導方針を修得することを目的としている。
・主題
卒後臨床研修カリキュラム・プランニング
・目標(抜粋)
臨床研修医は、社会のニーズに応えて研修の質を高めるために、望ましい研修カリキュラムを立案し、推進する能力および基本的な臨床能力を備えた研修医を育成する能力を身につける。


芳賀赤十字病院で初めての開催で、芳賀赤十字病院の講習会世話人(タスクフォース)6名に加えて、前橋赤十字病院からも6名のタスクフォースが参加し、集中治療科・救急科からも町田がタスクフォースとして参加しました。(当科には臨床研修指導医が4名在籍していて、来月さらに1名受講予定です。もちろん全員で研修医の指導をしていますよ!)
栃木県を中心に遠くは名古屋から26名の受講者の参加があり、上記の目的に沿ってワークショップを中心に積極的なディスカッションが行われていました。タスクフォースとして参加しましたが、受講生の多くの方は私より経験が豊富な方ばかりで、またコメディカルの方の参加もあり、様々な意見が出てかなり濃密なディスカッションが行われておりました。タスクフォースでしたが、一緒に勉強させていただいた2日間でした。

当院の初期研修医臨床研修システムは、“屋根瓦式研修”“分野別研修”といった特徴的なシステムを採用しており、毎年多くの初期研修希望があるとのことです。
http://www.maebashi.jrc.or.jp/KENSUUI.HTM
集中治療科・救急科にも2~3名の初期研修医がローテーションで研修に来ます。当院初期研修医のほかに群馬大学医学部附属病院、県立病院群からも初期研修医が当科に研修に来ています。
当科をローテーションする志をもった初期研修医は、将来どの専門科にすすむにしても群馬県の救急医療に必要な力です。そのような若い力を育てることも、当科の大きな役割のひとつです。


今週末(11/27,28)は群馬県ドクターヘリの出動が5件あり、2件は複数傷病者事案(2名,3名が1件ずつ)でした。また、新たに2つの小学校と高校のグランドをランデブーポイントとして使用させていただきました。複数傷病者対応にご協力いただいた消防関係の皆さん、分散搬送にご協力いただいた病院関係の皆さん、土日にもかかわらずグランドの使用を許可していただいた学校関係の皆さんに心より御礼申し上げます。

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