スタッフブログになりました!




然ですが、“ドクターヘリ最新の日記”を“高度救命救急センタースタッフブログ”にリニューアルしました。

救急医療は、ドクターヘリなどの病院前活動から始まって、救急外来での評価・蘇生処置、ICUでの集中治療、救急病棟での入院管理までつながっています。

詳しくはこちらから▶




ドクターヘリに関する活動も、それを後方で支える体制があって成り立つところがあります。そういう思いもあり、ドクターヘリのみならず高度救命救急センターの活動もあわせてみなさんにお伝えしていきます。

リニューアルに伴い、本ブログへは従来どおり“群馬県ドクターヘリホームページ”からのアクセスに加えて、“前橋赤十字病院集中治療科・救急科ホームページ”からもアクセスが可能になりました。また本ブログから両ホームページへのアクセスも可能です。


2010年度に関して、昨日の時点で群馬県ドクターヘリは要請444件、出動333件です
どんどん日没が早くなり、現時点での待機終了時間は16時頃まで早まってしまっていますが、11月に入り要請55件出動45件と増加傾向にあります。またすでにスキー場への出動もありました(昨年度はスキー・スノーボード外傷で15件出動あり)。本格的な冬が始まると、心臓・脳血管系の疾患の増加やスキー・スノーボードによる外傷が増加する事が予想されます。十分ご自身の健康を留意していただくのが第1ですが、12月後半までは運航時間が連日短縮するため消防関係の皆さまは少しでもドクターヘリの必要性を感じたら速やかな要請をあらためてお願いします。

当院ICUも今年度上半期(4~9月)だけですでに364名の患者が入室していて、ベッドコントロールに連日頭を悩ませております(平均在床日数4.3日)。

2010年度4月〜9月までの集中治療科・救急科の実績

そのような中でドクターヘリでの搬送先病院が当院搬送以外で45%をこえており、これは全国平均より高い数字となっております(昨年度の基地病院以外への搬送率は全国平均で約40%)。各医療機関のドクターヘリ患者受入に心より御礼申し上げます。これからさらに救急の現場が忙しい時期に突入しますが、今まで以上に各医療機関で連携をしてのりきっていけるようご協力よろしくお願いします。

これから臨床研修指導者養成講習会のタスクフォースとして栃木に出発です。若い医師を育てるのも救急科医(もちろんすべての科でそうですが)の大切な仕事です。

▶追記


「使用されたランデブーポイント」の写真を追加、リニューアルしました。
みどり市立笠懸東小学校グランド
(桐生市消防)

板倉様より提供

どうもありがとうございました。

以前もブログで写真を紹介させていただきましたが、一般の方から桐生市消防地区ランデブーポイントの写真を提供頂き、本日、ページを更新させていただきました。


※写真提供についてのお問い合わせはこちらまで

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