3ヶ月に1度の症例検討会



馬県ドクターヘリでは、運航開始以来3ヶ月ごとに県担当者、消防関係者、県内医療従事者、運航会社&基地病院スタッフがあつまり“ドクターヘリ症例検討会”を開催しています。平日の午後開催ながら毎回100人を超える参加者があります。



今年4回目の症例検討会は11/22に開催されました。

症例検討会では、①実績発表(消防毎要請・出動数、ランデブーポイント数・使用状況、傷病者疾患分類、搬送先病院など)、②医療側・消防側からあがった症例の発表・検討が行われます。症例はまだ1回の症例検討会で5,6件しか検討できていませんが、運航開始して1年半過ぎてもまだまだ様々な問題点が出てきます。その検討を元に運航調整委員会で様々な調整が行われています。
今年度は11/22の段階で要請438件、出動328件と、昨年度1年間の要請398件、出動323件をすでに上回っています。しかし3ヶ月に1度の症例検討会だけでは十分とはいえず、今後は症例検討会以外にも、消防本部毎との勉強会や、通信指令課、現場救急隊・支援隊などとの勉強会、また搬送先病院との検証会なども必要になりそうです。(実際に現在計画進行中です!)

レインボー!(写真と本文は関係ありません)

先日、県内小学校教諭よりドクターヘリ活動への激励と写真をいただきました。ドクターヘリは学校などの教育機関や公園などの公共施設に着陸することがあります。時々騒音などの苦情を受けることがありますが(PTAから消防に苦情が来たこともありました・・・)、ほぼ毎回学校関係者や市民のご協力をいただき活動することができています。今回症例検討会の話題を書きましたが、実は学校関係者や一般市民により理解していただくための活動がまだまだ足りないかもしれません。今後は広報活動もさらに充実させていく予定です。(そのひとつがこのホームページです!)

運動グランド(公共施設)での活動の1コマ(板倉様より提供)


あなたの学校のグランドにドクターヘリが着陸することがあります!

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